テニスシューズの選び方 その3:正しい試し履きの仕方
正しいフィッティングの手順
1、試し履きは家のカーペットや綺麗な床の上で実施
もしもシューズを交換する時に汚れがあると交換や返品が出来なくなります。2、試し履きは”午後から夕方”が最適
午後になると体温があがり足が浮腫(むく)みます。テニス中も同じ。多少浮腫んだ状態で試してフィット感を確かめて下さい。
※女性の場合体調によっては酷く浮腫んでいる時ありますので、その様な体調の時はできれば避けてお試し下さい。
後で大きすぎて履けないという事が稀にあります。
3、テニス用の靴下を準備
テニスをするときの厚手のソックスで試し履きをして下さい。4、靴箱や内部の包み紙を丁寧にあけ、ゆっくり取り出して下さい
靴に付属のタグや包装紙は丁寧に扱い、捨てずにお取り置き下さい。交換や返品が発生したときに全て必要になります。
5、いよいよ足を入れてフィッティング
極意!シューズを履くことは、踵(かかと)を入れる事と心得て。つま先を上げて踵をトントンと床に叩き、しっかりと踵をシューズに
寄せて履いて下さい。
極意!必ずつま先は上げた状態で紐を締める。
椅子に座って履くのがベストです。
せっかく入れた踵もつま先を下げてしまってはNG。
必ずつま先を上げ踵をつけて紐を適度に締めましょう。
チェック1:親指と小指の幅が合っているかチェック。
キツすぎても緩すぎてもダメ、指先でグー・パーできる
くらい動かせれればOKです。
3回ほどプレーすると前足部は多少緩んできます。
チェック2:つま先と靴の先端に余裕がありますか?
1.0~1.5cmが理想です。手の親指幅の程度。
チェック3:踵はしっかりホールドされていますか?
あなたにとって良いシューズとは踵がフィットしている靴です。
人間の身体は踵から動き始めます。踵がルーズだと不要に足が
遊び、爪が死んだり、マメができたりします。
だから、シューズは踵から履いて、踵をしっかりホールドする
ことが重要になってきます。
最後に、室内で履いた状態で、少し歩いてみて下さい。もしも痛みを感じたり、靴の中で足が動いてしまう場合は
サイズが合っていない可能性があります。
◆テニスシューズコラム一覧 ~こんなに深いテニスシューズの世界!~
テニスシューズの選び方 その1:コート別に選んで奇跡を起す。
テニスシューズの選び方 その2:正しいサイズ選びで飛躍。
テニスシューズの選び方 その3:正しい試し履きの仕方
テニスシューズの選び方 その4:日本人=幅広の嘘
テニスシューズの選び方 その5:もう浮気はしない
テニスシューズの選び方 その6:ジュニア選手の落とし穴
テニスシューズの選び方 その7:プレースタイル別にシューズを選ぶ
テニスシューズの選び方 その8:運命が変わるシューズの履きかた
テニスシューズの選び方 その9:シューズメーカーとテニスメーカー(最終回)