ガット張り替え(ストリンギング)」カテゴリーアーカイブ

実感!ラケットを生かすも殺すも張り次第

旧tour98ユーザー様談、

「たまたま新しいtour98の試打したけど、あまり変わんねぇ〜やと思いつつ1本買ったんです。」

NEWtour98にいつもの通りお張り替え、ピックアップする時に、今までお使いの旧tour98もお張り替えでお預かりしました。

さほど変わらないから、並行して使っていこうとの計画だったのでしょう、

『ところがどっこい!』

「張って貰ったtour98は全く別物!めちゃくちゃ打ちやすくてビックリ違いが判りました!」

旧tour98の張りはキャンセルして、NEWをもう1本張りにお餅になりました。

やはりラケットを生かすも殺すも張り次第

新しいラケットを買ったは良いけどしっくりこないとお悩みでしたら、張りを替えてみてはいかがでしょう?

全く別物になっちゃうかも⁉︎

西山克久


ガット熱中症警報

あなたのテニスが最近調子が悪いのは、ガットが熱中症になってしまったからかも、

ナイロン素材もポリ素材も夏の暑さには抵抗出来ません、

皆様が考える以上に急激に緩みます、

名人が張ったとしても限界があります、それだけ日本の暑さは過去に経験が無いくらい異常なのです、

快適なテニスの為にラケットの温度管理を!

車のトランクにラケットを積まない、それが短時間の移動でもダメです。

その日使わないであろうラケットはコートに持っていかない、家に置いて置く。

家の中でもエアコンが効いている部屋で保管する。

通販張り替えサービスでの受け取りはその日のうちに、営業所倉庫やトラック内は熱いと思え、

ガットは熱を受けて緩み、弾力を失うとなんとも言えない気持ちが悪い打球感になります。

人間の脳は繊細で、その気持ち悪さでテニスが嫌になることも、

ガットが熱中症になると回復しません。

新たに張り替えてリフレッシュしてください。

通販張り替えサービス

西山克久


感動の張りを。

夏はアイスコーヒーですよね

コンビニコーヒーも驚くほど美味しいけど、

職人技で一杯一杯淹れて下さるアイスコーヒーは、全然違います。

一口目に広がる甘い苦味、なのに二口目からは果実の酸味が広がり続けるんです、

美味しい、本当に美味しい。

我々もガット張りの職人として、1本1本に経験と技を注入して「打ちやすい!」と感動して頂ける仕事をして参ります。

ラフィノで張り替えたい


ラケットを支配するもの。

勤続12年目の働き者です、
バボラ社ガット張りのマシーン(フランス製)🇫🇷

メンテナンスに出します。

良い張りには高性能なマシーンが不可欠、他社のマシーンを使ったこともありますが、私はバボラのマシーンが最高!

身体と心とマシーンが三位一体化して、流れる様に張ることができます、

ただ高価なマシーンを使えば良い張りが出来るなら最高なのですが、そうもいきません、

やはり最も重要なのはストリンガーの熟練!

ラケットを支配しているのはガットであり、ガットを支配するのはストリンガーなのです。

テニスって本当に奥が深い

だから面白い。

西山克久


横糸のテンションはなぜ落とすのか?

テンションについては皆さん色々と試行錯誤されていると思いますが、

「いつもと同じで」(±2微調整)で迷いが無くなり、張りが安定している専門店と出会い長くお付き合いすることが一つゴール、

道具選択について、何も考えなくて良い状態が習慣化されれば、テニスの技術向上に集中することができ、上手くなるスピードも増していきます。

ただそこに行き着くまでには、専門家の知恵を吸収しながら自分なりのアイデンティティーを確立する必要はあります。

存在しない正解を求めるより、アイデンティティーを確立すること大切なのです、

最も重要な要素は、1、テンション 2、 張り  3、ガット  4、ラケットの順番のだと考えています、

なぜなら、テニスという現象の原理原則は、ボールを打つのはガットであり(原理)、そのガットを張るのは手技(原則)だからです、

しかし多くの人は逆に考えています、優先順位を変えてみるだけであなたのテニスは劇的に変わるかもしれません。

テンションについて多くの人に誤解をされているのが、横系のテンション、

そもそも横糸はなぜ変える必要があるのでしょう?

『ラケットの変形を最小限に抑える為』

他に理由はありません、

25年ほど前までは、マシーンも高価で技術も必要でしたから、ガット張りはコーチも選手も専門店で張るのが主流でした。

その頃のラケットは変形が酷く、折れることもザラにありましたので、そうさせない為に先輩方によって編み出されたのが縦に対して横を落として張る技術でした、

キャリアの長いストリンガーにとって、横糸を落とすのは当たり前なので、「横は〇〇ポンドで」と言われると実は違和感があります(笑)

その後、マシーンの種類も増え安価になってから、テニススクールでコーチが張ったり、量販店でアルバイトの人が張ったり、ホームストリンガーも増えてきました、その中で、「専門店では横糸を落として張るらしい」と言う情報だけが漏れ伝わり、なぜそうするのかが正確に伝わらず「スピン性能が上がるとか」「食いつきが良くなるとか」関係のない理由が後付けて広まりました、

横糸はどれくらい落とすのか? どこから落とすのか?

私がストリンガーとして仕事をはじめた25年ほど前に使っていたマシーンでは、合計10p落としていました、それでも他店の張りよりテンションが落ちないと評判でした。

その当時のマシーンは今も枕元に置いてあります。

基本的にラケットの構造は、縦糸より横糸の方が多く、縦のサイズより横のサイズの方が短い(僅かな例外ありますが)

現在でも変形を軽減させる為に横糸を落とすのが基本だと考えていますが、横のテンションをユーザー様が決める事ではないと思っています。

縦のテンションを指定していただければ横はお任せ(何も言わなくて大丈夫)

我々専門店出身のストリンガーにしてみれば、横糸を落とすのは当たり前になので安心してください、

ただ、何も言わないと縦横同じで張られてしまうお店やスクールもあるかもしれません、そこは悩みどころです、自分で横糸のテンション指定したとして指定したてんしょんが、そこの張り方のバランスに適合しているかどうかは判りませんし….

ラフィノは縦テンションを言ってくださるだけで大丈夫、横糸はお任せください。(もちろん指定して頂いても大丈夫です)

テニス専門店は全ての人にウェルカムです、

ハードルが高いと思うのは、あたな自身の心が作る幻想です、ハードルを飛び越えてテニスの世界を広げてください。

西山克久

ラフィノ通販張り替えサービス


もう他では張りたく無い。

初めてご来店くださったテニスコーチ様

道具に選びについてアドバイスして欲しいとのことで、ご協力させて頂きました、

私はテニスの原理原則は【ガット】と【張り】だと考えています、

ボールを打つのはラケットでは無い、

ボールを直接打っているのはガット、原理
ガットを張るのは人の手技、原則

それについてお話しさせていただきましたら、「張って欲しい」となりお受けしました、

その後メッセージを頂きました。

「日に日に
ラケット
ガット
共に
打ちやすくなります・・・

初体験です!

もう他の所のガットでは
打ちたくなくなりました。」

ガット張りについては、コスト面を重視するテニスコーチ様が殆どだと思いますので、こうしてガット張りの重要性を判って投資して頂ける方が増えると、凄く励みになります。

ありがとうございます。

西山克久


テニスの原理原則

多くの人はボールを打つのはラケットだと思い込んでいます、

ボールを打っているのはガットです、回転(スピン)やスピードなどエネルギーに直接影響するのはガットの動き、

視点を変えればラケットは間接的に関与しているとも考えられないこともない、

そこがゴルフや野球などちょっと違うところ、

卓球やバドミントンに比べても、広いフィールドにボールをコントロールしなければならないので複雑です、

そしてガットは人の手によって張られるのが原則!

張る人(ストリンガー)の力量や経験によって、スピンのかけやすさ、ボールの威力、耐久性など違いが生まれます、

野球のバットは同じモデルなら何処のお店で購入しても、性能は同じですが、テニスラケットの場合は同じモデルでも張りによって性能が変わるのです。

大きなスポーツ量販店やインターネットで物を買う人が増えても、リアルなテニス専門店が求められるのは張りの良さを求めるプレーヤーが多いから、

ありがたいことです。

同じガットを同じテンションで張っても、お店が変われば、人が変われば同じになることは100%ありません、

当店が年末の休業期間に、仕方なく急遽他店で張った選手が張り替えにお見えになりました、

「打ち難くて殆ど使いませんでした」
まぁ確かに少し暴れています、

良し悪しでは無く違うと言うことです、逆も然りですから、

テニス人生充実の為に安定した良い張りに巡り合うことを祈っています。

ガットがボールを打つ 原理
ガットを張るのは人  原則

西山克久


友人ライクなガット。

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脱ポリする人が増加中。

肘や手首を痛めて、脱ポリをする人が増えています、

ただ飛ばないポリでテニスが成り立ってしまうと、ナイロン系のガットではボールが収まらない、

そこで諦めてしまう人も多くいます、しかしそこで諦めてはいけません、

そのまま腕を放置していたら、やがて手術が必要な曲がったままの腕になりかねないのです、

テニスの技術に磨きをかけ、飛びをコントロールして使いこなしてください、

脱ポリしても違和感が少なく移行できる王道のガットをお伝えします、

バボラ アディクション(フランス製)
1.25mm(推奨)
1.30mm

Twitterに投稿した動画です、体格の良い男性のラケットに張られたアディクション1.25mm


週3回のテニスで3ヶ月以上経過してかなり変色はしていますが、驚異的な弾力が残っています、

古くなってもボールを飛ばす力が残っているのが、優れたナイロンストリングの特徴です、

「飛びを抑える」真逆の特性なのがポリエステル系ストリングです、

ポリは腕へ負荷が大きい、その事を知らないプレーヤーは肌感覚だと50%以上いらっしゃると思います、

特に大人になってからテニスを始めた人がポリを張るのはリスクが高いのでおすすめはしていません、

ネットの間違った情報に影響されて、「上手くなったらポリを張る」そんな大いなる勘違いをされている人も居る様です、

危ないのでご注意ください、

テニススクールで張り替えをする人も増えていますが、元々がポリで育ったコーチ様が多いので、ナイロンマルチの本質的な特徴や良さを勧めるのが難しい面もある様です、

ナチュラルやナイロン系のストリングのことを聞きたい場合は、コーチのラケットに張ってあるストリングを観察して、聞いてみるのも良いかもしれませんね、

バボラ(Babolat) テニスストリング アディクション (ADDIXION) 241143

西山克久一推しです


PRESTIGE TOURが別の顔を魅せるセッティング。

ナチュラルガットにする人が増えて来ました、

これからの季節は乾燥して寒くなりますので、ナチュラルを張るには最適です、

PRESTIGE TOURにタッチトニック130を40pです、
ちなみに素敵な女性です、

このセッティングでのPRESTIGE TOURはガラッと性格が変わって特別な大人の顔を魅せてくれるでしょう、

ネットで情報は見つけられない世界です、

10年前ならナチュラルはパワーがあって飛び過ぎるので、テンションを上げて張りましょうと勧めていましたが、今はもうそんなことはしません、
常識など疑ってナンボです、

ちなみに西山は某ラケットにタッチVS130を39p、筋トレ辞めて、ヨガを始めた様な気分です、

悟りを開くべく修行あるのみです、ご一緒にいかがでしょう?

西山克久

HEAD PRESTIGE TOUR

BABOLAT TOUCH TONIC
BABOLAT TOUCH VS130