曖昧であれ。

ずっと自分の中で燻っていて、そのことに苦しんでいた感覚があります。

休み中にある考えに触れて、心を揺さぶられました、

例え話しとして聞いてください。

『ガンのお薬も劇的に効く人が居れば、全く効果が無い人も居て、時には逆に働く人もいる。

「使って見ないと判らない」

曖昧であることが科学的で、その態度は冷たくても誠実なのだ。

でも私達は、絶対を求めてネット検索に興じる日々です。

答えの無い答えを探して、曖昧さから逃れる為に。

ラケットやガット(ストリング)選びも同じく曖昧なのに、自分に合ったラケットを探して検索を続ける、YouTubeを観る。

新製品だから絶対良いモノだと思った時点で、誠実ではいられないのかもしれない。

もっと曖昧であれ!

西山克久


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