テニスを料理に例えるととっても判りやすいんですよ、
1、ラケットは包丁や鍋、器
2、ガットは食材(素材)
3、ストリンガー(張る人)はシェフ
料理なら一番大切だと思うのは?
それをテニスに当てはめるとしっくり来ますよ、
ガットを食材と考えるとさらに面白い、
自然由来で身体に優しいのはやっぱりナチュラルガット
簡単に大量生産出来て、石油由来で作られるのがポリエステル系、スピンがかかりアウトしないので気持ちよくハードヒット出来ますが、身体に負担がかかり肘、肩、手首を痛める人もいる、
若い頃は、ジャンクフードや味の濃いモノが大好きで添加物も気にしないけど、年齢を重ねると、身体に優しい日本食が美味しいと感じる様なります、
ガットの素材選びもそんな感じで、キャリアや年齢によって選んで欲しいなって思います、
技術もそうです、
多くの人がスピンをかけることを気にしている様に感じますが、重いボールに強く回転をかけることもまた身体に負荷がかかります、
「シニアの方のボールって結構早いですよね」
長年かけて、スライス系フラットで打つ技術と勘を身に付けておられるんです、
そんなテニスを目指すのもコートが違って見えて面白そう。
西山克久