なんだか過去に出会う日でした、
すっかり通らなくなった道にふと曲がると、懐かしいお店、夏見の洋食店ビュッフェさん、
12年ほど前は毎日の様に通っていました、
カツカレーが好みなんです、久しぶり
甘味があってコクがあって、銀色のお皿に盛られてくるのが好きでした、やっぱり美味しい、
相変わらずお店の人でも無いおばちゃんが、テレビを見て1人で喋ってます、話しかけられない様に食べることに集中する術も思い出しました（笑）
あの頃のルーティン、食べ終わると隣の公園のベンチに座って缶コーヒー飲んで、ちょっとだけブランコ乗って昼休みは終わり
かつてはスタッフも沢山いて仕事への思いも今とは全然違っていて、ただ沢山商品を売るだけで、不安も抱えながらただ忙しく流れていくそんな毎日でした、
変わらない風景を眺めながら、時間って呆れるほど早く過ぎていくんだなって…
壮大な夢も目標も無く、ただ毎日目の前のことを一生懸命やってきただけですけど、何もかもあの頃とは変わりました、
でもそれで良かった気がします、
相当久しぶりにテニスを再開するお客様が張り替えに持って来たラケットのガットに懐かしい振動止が癒着していました、
わーなんて名前でしたっけ？
西山克久
