緊張感も無く良い感じのボールを打ち続けられるから、黄金スペックへの疑問さえ感じます。

コレを使うとテニスの価値観が大きく変わります。

10年以上振りに110SQのラケットでテニスをしました。

Wilson XP1 WRT73821

http://www.lafino.co.jp/fs/tennisshop/ra-21/gd10493
■フェイスサイズ:110平方インチ
■ウェイト:265g
■バランス:35.0cm
■レングス:27.5インチ
■フレーム厚:27.0-30.0-27.0mm
■ストリングパターン16本(縦)x18本(横)

本日使ったラケットのスウィングウェートは実測で288でした。
バボラアディクション125 48p kaneko
振動止は無しで使用(結果全く問題なし)

振りぬきが悪い、トップが重い、飛びすぎる、スピンがかからない、ダブルス向き、女性向き、シニア向き。。。それがピュアドライブヒット以前の厚ラケに対する私のイメージでした。

全部私の偏見でした!

一生懸命ネガティブな面を探そうとしても見つかりません。

振りきが良い、スピンはかかる、ボールが伸びる、振動が無い、ボレーがいい、サーブがいい、シングルバッグ絶好調。打球感が全然硬くありません。むしろソフト。

こういうラケットをダブルス向きと定義するのは日本人の思い込みだと思います。大いにシングルで使っていただきたいところです。

ボトム形状の恩恵か?

パワースポットがボトムにもあって体に近いボールの処理には革命がおきています。

イヤイヤこんなに厚ラケが進化しているとは思いませんでした。

テニス後の疲労感も半減、これはもう幸福現象。

緊張感も無く良い感じのボールを打ち続けられるから、黄金スペックの存在意義に疑問さえ感じます。

重くて小さいラケットで身体に負荷をかけて鍛える。
それはそれで正解、人それぞれの価値観の問題です。

しかしテニスエルボーや膝痛などを抱え、なにも変えずサポーターでごまかして頑張り続けるのはどうかと思います。スポーツでの痛みを自己憐憫してはいけません。

スポーツの語源はラテン語の「deportare」で、「気晴らし」を意味するそうです。

部活や体育会系の雰囲気に流されて、「気晴らし」を忘れてはいまいか?

自問自答です。

魔法系ウイルソンラケットの試打もご用意しておりますので、スタッフまでお問合せください。

価値観が変わってしまうかも。

西山克久。


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