日本のテニス選手が戦っているのは、暖かいオーストラリアだけではありません。
美濃越舞プロが遠征に出発しました。
遠征地はカザフスタン!
ここ
人口の一番多い都市の気温が -7℃/-12℃ さぶっ!
地理的にどの都市でも極寒はまぬがれそうにありませんね。
グランドスラムの出場権を得るには、勝って小さなポイントの積み重ねてランキングを上げるしかありません、日本国内や周辺国での大会は限られ、同じ様なレベルの選手同士で予選突破も楽ではありません、ポイントを取るために多くの人が出場し難い遠い国での大会をチョイスする必要があるのです。
快適でもないし、危険もある。飛行機を長時間乗るだけでも精神的、身体的ダメージは大きい、そして試合に勝たなければ先には進めない。苦労してたどり着いてあっさり初戦で負けることだってある。
練習や生活でどんなに努力を重ねても、勝たなければならない過酷な生活を支えているのは、きっとテニスに対する情熱だと思います。
ほとんどの人が経験できない、ひたむきな人生を見て聞いて我々は応援したくなるのでしょう。
応援って不思議なもんで、応援する人、応援される人両方にエネルギーを与えてくれます。
いまは昔と違って、ブログやfacebookやツイッターがありますので、プロの選手の皆さんは自分たちの人生を積極的に発信してください。
共感し応援したい人が増え、皆さんの活動の支援にもつながることでしょう。
応援する応援される、そのエネルギーの輪が大きくなっていくことが、テニスが日本でメジャーになるってことだと思います。
グランドスラム優勝だけがプロテニスプレーヤーの価値ではないのです。
美濃越舞選手のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/mai_minokoshi_blog
ラフィノ西山克久