高校生ソフトテニス選手の足の悩み…閲覧注意の画像も!
ある高校生ソフトテニス選手のお母さんから、衝撃的な足の状態について相談を受けました。
最初に送られてきた画像は、まさに「閲覧注意」と言えるものでした。※掲載許可済
「いったい何が起こったの!?」
話を聞くと、この状態は体育館での練習数日で起きたそうです。これからのシーズン、ソフトテニスはインドアに移行しますが、同じような症状に悩む中高生が増えるのではないかと危惧しています。
原因は「オムニコート」の影響
問題の原因は、普段使っているオムニコートでの動き方にあると考えられます。
オムニコートでは、つま先を下げて滑る動きが拡散しています。
その癖がついたまま滑りにくい体育館の床でプレーすると、靴の中で急ブレーキがかかり、足指が不自然に曲がってしまうことがあります。この動作を繰り返すことで、痛みやトラブルに繋がるのです。
もちろん、数回の練習を重ねれば慣れる部分もありますが、重要なのはつま先を上げて動き出す意識を持つことです。
そもそも「オムニコートで滑る」は間違い?
本来、オムニコートでも滑る動きを私は推奨しません、理想的なフットワークは、かかとから着地し、つま先を上げて動くこと。
オムニコートが普及し始めた当初は、「あのコートは滑りやすく危険だから、ハードコートと同じようにかかと着地で動くべき」と指導するコーチも多かった記憶があります。
しかし、なぜか日本ではオムニコートが増殖し、「滑ってプレーするのが正しい」という誤解が広まっています。他のスポーツと比較しても、これほど危険なサーフェスは珍しく、しかも日本にだけ偏って多いという現状です。
オムニコートの利点と大きな課題
確かに、雨天でも使用できるというオムニコートの利点は大きいです。しかし、それ以上に、滑ることでの関節や筋肉にかかる負担や怪我のリスクが高いというデメリットは無視できません。
現実的にハードコートを増やすのは難しいため、オムニコートでの正しいフットワークを広めることが今後の課題です。少なくとも、滑る動きを練習する必要はありません。
これからのインドアシーズン、選手の皆さんが安全にプレーできるよう、正しい動き方を意識して取り組んでいきましょう!
西山克久
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2024年12月28日(土) ~ 2025年1月3日(金)
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