小学一年生からずっとテニスを続けている中学生が、腰椎分離症と診断され、さらに悪化する恐れがあるためテニスを禁止されて落ち込んでいました。
大きな問題はテニスですが、細かく見ていくと、踵の骨が小さく、足関節が柔らかすぎるという特徴がありました。さらに運悪く、かつて母趾球に過重を誘導するコーチングを受けていた可能性が高いのです。
要するに、足の使い方が不安定なまま放置され、その代償として腰に負担がかかる動作が身に付いてしまったことが大きな原因の一つと考えられました。
やっかいなのは、この感覚でテニスが上手くなってしまったので、変更するには多少の時間と理解が必要なのです。
やるべきことは2つです。
1. 足元を安定させるために、インソールとシューズを厳選すること。
2. 母趾球に力を入れないよう、日常生活で徹底的に意識すること。
実は、腰椎分離症やすべり症に悩んでいる女子選手には、あることができません。今日相談に来た中学生も同様でした。
「椅子から立ってみてください」と指示したところ、
「えっ⁉︎絶対に立てない」と言いました。その姿を見たお母さんは驚いていました。
本来なら誰でも簡単に立てる感覚を彼女の脳は忘れてしまっているのです。僕はこれを【母趾球の呪い】と呼んでいます。教えているのは、その呪いを解く方法なのです。
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