秋日和が続きますね、
うちの小さな庭には古い柿の木があって今年はなぜか大豊作、
一本の枝に何十個もぶら下がっているので、とっても重そうです。
そんなある日、妻にビックリな出来事が、
昼過ぎ「ピンポーン」とチャイムが鳴り
モニターを見ると見知らぬ男の子が立っている….
玄関に出て行くと、いきなり
「柿がスゴイですね!」とその子が言う
妻は面食らったそうだ、そりゃそうだ、
「そうでしょ(笑)、何かご用ですか?」と尋ねると
「柿が欲しんです!」
とあまりにキッパリとした要望(^^;;
元気のよさに負けて、結局2人で収穫して柿を分けてあげたそうです、
「見た目が良くても渋柿ってこともあるし、売っている柿とは違うのよ」
「えっなんで違うんですか?」と目を丸くしてたそうです。
夜、中2男子との出会いを嬉しそうに話す妻の笑顔を見ながら食べた今年初めての庭の柿は、甘くて優しい味、
自然の恵みと平和な日常が幸せでした。
残りは鳥ちゃんにあげます。
西山克久