小学生からのご相談、
数ヶ月前から右足首内側が痛くて、大変
病院にも行ったけど、はっきりとした原因もわからないまま、
こんな時は大体成長痛で処理されてしまいますが、
足を拝見!
お母さんもお婆様もご一緒にどうぞ
痛くなる筈です、
右足首が極度なオーバープロネーションを起こしています、
オーバープロネーションとは
カカト周りの関節が過剰に動きすぎている状態です。※足部の過剰回内足のアーチ構造を崩し、同時にスネの正しい角度や向きをいびつに変化させてしまいます。土台である足の骨格の崩れは、膝や腰をはじめ体全体にも悪影響を及ぼし、スポーツにおけるパフォーマンスの維持を妨げ、怪我や疲れを誘発します。
足首が動き過ぎる原因は、先天的な要因より、もっと大きな外部からの介入があると考えています、
それが右足に極度に起きている訳ですから、全身にバランスの崩れを起こして、本人は原因不明の疲れやダルさを経験しているかもしれません、
ちょっと可愛そうになりました、
この現象、最近小学生や中学生に増えている様な気がします、聞き取りをしてみると共通点が見えてきました、
『痛みが出始める前からフィジカルに負荷をかけるトレーニングをやっている、』
ラダーや、シャトルランのような反復的に負荷をかけ続ける動きです
元々母趾に崩れ易い子が、この動きをやり過ぎると制御できなくて崖崩れの様にどんどん足の骨格は緩んで行きます、
トレーニングをすればするほど逆効果になりかねませんので、13歳くらいまでの足が不安定な時期ではトレーニングの可否を慎重にパーソナルにご検討頂きたいです
オンコートでボールを打つ以外のトレーニングにはメリットもございますが、リスクも伴うので、「やらない」選択肢を親御さんに与えても宜しいのではないでしょうか?
どうか昔のウサギ飛びの論理に戻りません様に、
今日の少年には、スーパーフィートと紐の締め方をお伝えしました、もう大丈夫です。
西山克久
足やシューズ、スーパーフィートのご相談は予約優先とさせて頂いておりますので、よろしくお願い申し上げます。
http://www.lafino.co.jp/blog/2020/07/12/45082