ポリエステル系ストリングのテンション維持率がナチュラルやナイロン系に比べると良くない、
確かにそうだと思います、
ただし、形状と太さが全く同じ前提(ここ大事)なら、モデルよって劇的な差はないと思います、
テンション維持率がもっとも変わるのは、張り方の技術差です、
張り替えを依頼するストリンガーの技術にもっとも依存するので、正直ストリング自体のテンション維持率を議論するのにはさほど意味がないと思っています。
テンション維持にこだわるなら、「どこで張るのか?それが大問題だ!」
張り方によっては、試合中にどんどんテンションが落ちますから、急にアウトが増えたり、ネットがミスが増えたり、自分でも制御できなくなるってことありますよね、それだけテンション維持率が大切な要素です、
ただほとんどの人は、それをストリングの性能だと考えていますが、先に申し上げたとおり太さも形状も同じなら、劇的な差はありません、
よく言われる、「ルキシロン アルパワーはテンション維持率が低い」は、本当でしょうか?
ラフィノ船橋店では美濃越舞プロをはじめアルパワーを長年張っているプレーヤーが多くいますが、その方々が、特に早く張り替える傾向にあるわけでもありません、
なのにそう言われるのは、20年前テニス界にポリエステルが登場した頃、アルパワーはまさにポリの代名詞だったから、それまでは太いポリが多かったなかで、アルパワーが125mmだけだったことが、誤解されたのだと思っています。
現在でもATP WTAの選手でアルパワーを契約、契約外(購入)で使用するトップ選手は圧倒的に多い、これは噂ではなく事実です。
選手達は直ぐに張り替えるとはしても、アルパワーが他のポリに比べテンション維持率が極端に悪いなら、使い続けるだろうか?
ネット上のテニス情報は、むかしむかし誰かが(一人かもしれない)言った、ネガティブな印象が拡散して残りづつけて、また拡散するという性質を持ちます、特にストリングについては、古い情報がいつまでも残り続ける傾向にあるように感じています、
アルパワーに興味があるのに、そんな情報に左右されてる人も多いでしょう、もったいないので張ってみてください、
名だたるトッププレーヤーが、なぜアルパワーなのか?体感してください。
大切なのは「どこで張るのか?」 それがテンション維持について一番影響します、お忘れなく。
ラフィノなら気軽にストリンガーを指名できます。
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西山克久