月別アーカイブ: 10月 2019

「シューズがきつい」子供の言葉を信じちゃダメです。


相変わらず小学生〜中学生のテニス選手の足の相談が増えています。

最近多くなってきているのは、前足の部分が広がってしまう、開帳足や、練習中小指が痛くなる現象

足の横アーチの崩れも起きていますから、豆やタコもできやすくなっています、

やっかいなのは同時に母指球への踏ん張りが強い場合、膝が内旋し、膝や腰、股関節を痛めて我慢しているジュニアも珍しくありません、素早く対応しておかないと、大人になってもその苦しみは続く事になります。

たぶん前足部分に荷重をかけたダッシュを繰り返す様な練習を、毎日様に続けている事が原因の一つでしょう、

戦前の徴兵検査では、扁平足の人は不適合とされたそうです、足の骨格の変形は運動能力が低いとみなされたいたと言う事らしいです、

テニスなどスポーツ独特の動きが原因で、扁平足になり怪我に苦しむジュニアが増えている傾向を目の当たりにしていると、なんとも矛盾とおもわざるおえません。。。

成長期の足骨格の変形は、大人の比ではありません、原因は間違ったシューズ選び、

「シューズがきつい」子供の言葉を信じて、サイズを大きくしたり、幅広シューズを選んではいけません、

多くの子の場合、元々大きすぎるシューズを履いていて、つま先に足が滑りこみ、そこで体重をかけ続けるもんですから、シューズの形状が一番細い部分で、前足が変形して横に広がり圧迫感を感じているだけです、

重要なことは、テニスをしている時の不自然な足の変形を起こさない様に対処することです、変形に合わせたシューズ選びをすると一時的に痛みは緩和されますが、加速度的に足骨格の変形がすすみ、姿勢にも影響していきます。

そもそも靴紐の結び方が間違っている場合も多数(かなりの確率)

お子さんのシューズの買い替えは、毎回毎回、足型を計測して、専門的なアドバイスを受けて選んでください。

週5日以上練習するレベルなら、身体を怪我から守り成績をしっかり出す為に、カスタムインソール制作が大いに役立ちます。病院や接骨院通いすること考えたらコストパフォーマンスは高いと感じていただける筈です。

あと一番大切なこと、

「シューズのかかとは絶対踏んじゃダメ!」

たった一度でも踏んでしまったら、一発終了です。

西山克久

※テニスで小指が痛くなる場合の対応については、また今度ゆっくり書きます。

【西山のSUPERFEETカスタムインソールは完全予約制】

▲月火木金土日は通常営業閉店後20時〜1名様
▲水曜(定休日)
14時〜1名様
16時〜1名様でご予約承ります、
※お時間応相談

テニスに限らずランニングシューズ、バスケ、登山靴などほとんど全てにシューズや靴に対応いたします。

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怖くてできない超ローテンション。


2019年は超ローテンションにするプレーヤーが激増しました、

ラフィノ船橋店での最も低いテンションは。。。

25p

ソフトテニスではありません、硬式テニスです、

不思議なもので、勇気をだして一気に5p以上テンションを落とす人は、その後もどんどんテンションを落としたくなる傾向にあります。

逆に、どんどんテンションをあげていく人は、皆無です、

超ローテンションに興味があるのに怖くて出来ない人には、よくこうアドバイスします。

「世界が変わりますよ」

西山克久


テニス選手として一世一代のチャンスを怪我で失う前に、土台である足についての環境整備を真剣に考えてみませんか?

無自覚に怪我や体の痛みを受け入れてしまっている人が多い気がします、

シューズとスーパーフィートインソールのフィッティングをする時には、選手が抱えている問題についてお話を聞かせていただきますが、

「別に困っていることはありません、よく腰が痛くなりますけど、だいたい寝れば治るし」

それを普通は問題と言います、

『怪我は友達?』 友達は選びましょう、

そもそも人生の中で、テニス選手としてのピーク長くはありません、そんな貴重な人生の中で怪我の予防の為にトレーニングするなんて時間の無駄使いだと、私なら思います、

日常的に膝や腰が痛くなるとしたら、すでに車が崖っぷちでグラグラしている様な状況です、いつ落っこちて爆発してしまうかもしれません、

努力と根性で支えてはなりません、

一気に安全地帯に戻しましょう!

崖っぷちにいる選手のインソールの特徴がこちら
(女子選手です)

母指球がスレて穴があく傾向にある人は要注意!

ここまで癖がある場合体への代償も強く出ています、既製品のインソールでの改善が難しいので、カスタムインソールで一気に戻すことを推奨しています。

ちなみに世界トップクラスのジュニア選手のインソールには、そもそも足指の型がほとんどなかったそうです、(踏ん張ってフットワークしていないと思われ、腹圧も上がりバランスよく動けます)

あなたもテニス選手として一世一代のチャンスをモノにする為に、足についての環境整備を真剣に考えてみませんか?

ジュニア選手〜プロ選手までお気軽にご相談ください。

【西山のSUPERFEETカスタムインソールは完全予約制】

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▲水曜(定休日)
14時〜1名様
16時〜1名様でご予約承ります、
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No pain, no gain 「苦しみなくして得るものなし」

無茶ランした翌朝、

経験したことのない筋肉痛に見舞われ、ギコギコ動いていました、

これは想定内でしたので、寝る前に、ファイテンのメタックスクリームを塗りたくり、ファイテンアクアチタン30倍のドロンリカバリーカーフを装着したまま寝ました、

午後には、体がフッと軽くなり、「これが超回復!?」走る前より体が軽い感じで快適です、

No pain, no gain「苦しみなくして得るものなし」と言いますが、回復なくして得るものなしです、

激しく練習をしても、うまく回復できなければ、怪我やメンタルが落ち込むリスクが高くなるだけ、

上手に回復できる選手が結果的に強よくなっていると感じます、30才を過ぎてもトップレベルを維持する選手が増えてきたのも、回復の技術が優れているからでしょう、日本では練習量がモノをいうという気風がまだまだ残っていないでしょうか?

選手は指導者に中々逆らうこともできませんから、考えて考えて自分なりの回復方法をお持ちください。

私は、ファイテンをフル活用しています、自宅のマットレスも枕もファイテンですし、ちなみにパジャパもファイテンです、そもそもラフィノ船橋店の壁はファイテンで出来ているので仕事しているだけで回復しちゃいます、なんて好都合な職場!感謝感謝。

みなさんも自分なりのリカバリー方法を会得してくださいね!

私、足だけじゃなくてファイテンについてもめちゃくちゃに詳しいので、お店でなんでも聞いてください。

西山克久

追記
ファイテンを長く愛用しているアスリートと言えば、圧倒的に羽生くんですが、スケードカナダでも圧巻というか奇跡というかなんとも美しい男。


9年目の自己新記録達成。

9年目の手賀沼エコマラソン21.0975キロメートル

気温22℃前後、曇り 無風、

こんな絶好のコンディションは滅多になく、「先のことを考えず無茶するしかない」スタート前にそう心に決めました、日常の社会生活ではできない、無茶、を実践できるのもマラソンの非日常的な自己満足的な楽しみ方なのだと、と発見しました。

これがテニスで、「今日の試合は無茶していく」と決めても、出来そうでできないし、やれたとしてもあとで自己嫌悪と無力さに苛まれるのオチ、

無茶しました 最初から自分なりに、ぶっ飛ばし”

今年の手賀沼マラソンのエントリー数は1万人を超えたそうです、スタートしても渋滞状態なので、1km5分中盤のタイムで走るには、前の人を縫う様に横走りしなければなりませんから、困難でした。

無茶と良好なコンディションが続いた結果、

自己新記録達成しましたぁ!!!!!!

応援してくださった皆様のおかげです、ありがとうございました。

今までのベストは、2013年、この年は、東京マラソンにも出場していたので相当走り込んでいました、

しかし今年は事情が違いました、

夏前からスーパーフィートカスタムインソールを導入し、閉店後の対応にした為、帰宅後の夜ランがほとんど出来なくなっていました

「走りこむのは無理だな」

しかも、座骨神経痛とおぼしき臀部の違和感も抱えていました、

考えたのはコンディショニング、数ヶ月前から船橋店の近くにある船橋整形系列のJETSコンディショニング東海神に通い、セルフでコンディショニングをはじめました、

鍛える発想ではなく、体をほぐして動く体に導く系です、

通勤中の電車で、職場で、家で、少しだけでもストレッチを続けました、

その成果がバッチリ6年前のタイムを3分以上縮めました、マラソンの1分2分縮めるのは、本当に大変なんです

もちろん、ドロンリカバリーカーフも新調

スーパーフィートカスタムカーボンも今年新しく整え装備済みです。

道具にも人にも支えられました、本当にありがとうございます。

2年連続、お客様Hさん参戦、お互いナイスランでしたね、また来年ご一緒しましょう。

西山克久

しかしネットタイムは衝撃の2:00:56、目標の2時間切りなりませんでした、10年目に必ず!

追記
究極がんばって走った後は、髪質が変わります、ツルツルになります、僕だけ?


本番前日手賀沼エコマラソン、全力走でいきます。

『臨時休業のお知らせ』ラフィノ船橋店のみ

10月27日(日)は、私西山が手賀沼エコマラソン参加の為、臨時休業とさせていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いします。

ゼッケンも届き、「もうアカン!!!」ってなったら飲む強力なやつも準備OK、

気持ちが高まります!

明日は5時起き、寝坊だけが心配….

MGCでの設楽選手の走りに感動しました、私も最初からぶっ飛ばして、最後に自信をもって失速する予定です!!

いつも、「無難に完走」その意識を変えて、

全力を尽くす!

それをテーマに掲げて走ってきます!!

土曜日ご来店くださった方々から「明日がんばってください!」と暖かいお言葉をたくさんいただき、とても嬉しかったです、緊張がほぐれました。

※月曜はちゃんと営業するつもりです、

西山克久


まだ本音は売れてナンボ!? 安売り競争に背を向けて、 サステナビリティテニスライフへ

昨日は、予想を超える雨が、千葉を中心に降り注ぎ恐怖を感じました、

被災された地域のみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。

船橋店から数百メートル先の海老川も氾濫寸前だった様です、信じられません。

2回の台風と今回の大雨、25年ほど千葉県で仕事をしていますが、これほどの自然被害に見舞われた記憶がありません、

私の予想以上に地球の環境は大きく早く変わっていると実感しています、

もうポーズではなくて、真剣に環境に配慮した生活をテニスでも意識する時にきているんですよね、

とは言っても、多くの人は、ネットや量販店で従来の安売りボールを買い続けるのでしょう….

業界で経営を担っている人達の売上至上主義観が、変わることを期待しています、

「下手の考え休むに似たり」

先ずは、行動

地球環境を考えるボールがウイルソンから発売されます、
Wilson(ウイルソン) 硬式テニスボール TRINITI(トリニティ) 4球BOX WRT115200


この製品を応援して参ります。

環境問題がテニス界全体の問題と捕らえられていくのは確実でしょう、ボールだけではありません、ストリングやフレーム、シューズ、環境に影響がある消耗品が多いスポーツであることに、そろそろ社会から気づかれます、

大量生産 大量消費 結局売れてナンボの安売り競争から背を向けて、

サステナビリティテニスライフに一歩踏み出してみましょう。

西山克久


あなたのラケットの半分は私で出来ている。

ずいぶん雨が続いている気がしますが、相変わらずガットをお張りし、足や靴の相談に耳を傾けたりしております、

みなさんお元気でしょうか?

テニス専門店の主な仕事は、ラケットにガットを張り上げることです、それを専門にしているからテニス専門店と呼ぶ価値が生まれます、それを職業にしている人をストリンガーと呼びます、

今は誰でもネットショップが作れる時代、ラケットだけを売って、張りはフリーランス的な業者に依頼する様な業態もあるようですが、我々とは違います。

私は20代前半で転職しました、もちろんテニスは好きでしたが、それよりもガット張りに興味があって、この世界に飛び込みました、

幸いにも師匠が有名で厳しい人で、セッティングから始まり、縦糸だけを張って、戻してまた初めから、次に結び目練習、縦糸を張って、結んでそれを切ってまた最初から…..永遠とこの繰り返し、この練習ばかりで半年近く修行したかもしれません、おかげで最も大切な縦を張る技術が体に染み込みました、

理屈やノウハウで張りは上手くなりません、

数年後同業の大きな専門店系で働く人と話しをした時に、「僕なんか、張ったことないのに初日からお客さんのラケット張ってましたよ」と聞いて、腰を抜かしましたけど(笑)

「ボールを打つのはラケットではありません、ガットです」

一般的には、ラケット50+ガット張り方50=100%ラケットの性能と言われますが、実際には、60%以上はガットの選定+張り(ストリンガーの技量)に依存している、多くの専門店のストリンガーはそう心に秘めていると思います。

「あなたのラケットの半分は私で出来ています。」

張っていると、どうしてもこんな気持ちになってしまいます、
テニスを始める初心者の方のラケットでも、プロテニス選手のラケットでも、「このラケットの半分は私で出来ている」そう感じて張りますので、いつも緊張します。

あなたのラケットは誰に託していますか?

西山克久

ラフィノストリンガーチーム。
http://www.lafino.co.jp/fs/tennisshop/haridai


世界で活躍する選手を育成することよりも、国民皆スポーツ社会がテニス人口増加へ。

2年前のブログ記事にコメントいただいて、「あ〜こんなこと考えていたなんだなぁ」と昔を省みて、いろいろ気づくことがありました、コメントいただきありがとうございます!

2017年のブログ記事
硬式テニスやめてソフトテニス部はアリか?

「中学校に硬式テニス部を」

この活動がSNSを中心に盛んです、

個人的には部活に依存することなく、運動が得意不得意関係なく、子供たちが様々なスポーツを楽しめるなる様な社会になればいいなぁ〜と思っています。

中学生くらいまでは、とにかく体を動かすことが楽しい筈なのに、部活という枠組みが優劣で壁を作ってしまう、

世界で活躍する選手を育成することよりも、国民皆スポーツ社会が、テニス人口増加に繋がるでしょう、

テニス部が増えても子供自体が減っていく現実には太刀打ちできません。

公立中学に硬式テニス部が選択肢とあるに越したことはありません、それが劇的なテニス人口増加に繋がるかどうかについては、少し懐疑的です。

27日に臨時休業を頂き、私が毎年参加する手賀沼エコマラソンには1万人以上が参加します。

日本は空前のランニングブームが継続していますが、中学高校の陸上部員が急増しているとはあまり聞きません。

エリート育成よりも、格差が無く、フラットに世代を越えてテニスを一生楽しめる、今までに無い仕組みや環境作りが大切なのでしょう、

西山克久


二階に住んでるテニスレジェンド

深夜 1:26
久しぶりに息子氏が帰ってきました。

もう彼がいない静寂の夜の慣れていたので、急に来てザワザワ、まぁ元気そうでよかった。

この夜、英国風パブのHUBで、外人さんに話しかけられたそうです。

「その人さぁー有名なテニス選手の従兄弟って言ってた、お父さん知ってる?」

「John McEnroe」

「はっ⁉︎マジで!」

素直に信じてしまうのは、親父譲り

「二階にいる人だよ」
「あーこの人かぁ〜」

そのおじさんが、本当だとして、

つくづくテニスには縁があるなぁ〜と感じたお話しでした^_^

西山克久