ちょくちょく立ち寄るコーヒショップの店員さんに、「大坂なおみちゃん効果で、お休み無いのですか?」とお声がけいただいた。
ほぼ毎朝来るので、そう思われているのだろう。
確かにそうだが、休みが無いと言うより、休まないだけである。
残念ながらなおみちゃんは、あまり関係ない。
でも今日は、初めて大坂なおみ効果を実感できてホッとした。
「会社帰りテニスが出来たらいいなって思って、とりあえずちゃんとしたラケットを選んでほしい」と初めてご来店の20代後半の男性二人。
「大坂なおみ見てテニスに興味が湧いた」
「でもテニスコートって全然取れなくてビックリしました。予定が決まっていません」
そう若者の新規テニス人口が増えない最大の問題はそこだ。
特に首都圏では、生粋の初心者様が気軽にテニスが出来る場所を見つけるのは大変だ。
安く利用できる公営コートは何故か既存勢力にほとんど押さえられいる。
ちょっとだけテニスをやってみたい20代30代の取り込みが最大の課題なのだが、面貸し予約という旧態依然としたシステムがそれを阻んでいる。
そして若者関心はすぐに他に移ってしまう。
テニスは気軽に出来ない問題を解決しないと、いずれはスクールに通える所得層のジュニアと引退で毎日コートで過ごすシニア層に偏重した状況になりかねない。
面貸し予約制を少なくして、ハワイのローカルコートの様に、いつでも誰でもコートに行けば、ちょっとだけテニスができる環境を構築したい。
起そう!日本テニスコート革命。
西山克久