本日は、硬式テニスとソフトテニスの関係作りについてのお話を。
テニススクールの充実もあっで小学生のうちから硬式テニスを始めた子供達が増えています。
そのうち何割かの子供達は本格的に試合に出る様になります。
中学受験のごとく、ほぼ毎日スクールなどで練習している子供も多いのでは?
ランキングやポイントに追われる様にもなります。
「勝ちたい!」って思い続けられる子はまだいいんでしょうけど、それが「勝たなきゃ」になるとプレッシャーになる。
小学生のうちは「しんどいなぁ〜」って自覚も薄いし嫌だってことを上手く大人に表現できない。
「勝たなきゃ」「一生懸命練習しなきゃ」いつのまにか大人たちの期待に応えなきゃってなってくると、心も体もしんどくなり、膝痛い、肘が痛い、肩がいたい、と怪我も多くなってくる?
正直、小学生で膝にサポーターをしてまでテニスするなんて異常だと思います。
治るまで好きなゲームでもして遊んだほうがいい。
心と体は繋がっているから。
ある親御さんからこんなお話しをしてくださいました。
「小学生の頃は毎日スクールで練習していて、毎週試合で遠征していたんですけど、5年生〜6年生の頃は体がボロボロで、でもなんとなく辞められなかったんです、中学生になったんですけど、硬式テニスはあっさり辞めていまはソフトテニス部に入りました。そうしたら見違える様に元気になって毎日笑顔で部活やってます。これで良かったと思って…」
公立の中学校に硬式テニス部がほとんど無いので、そこで悩む人が多いのですが、中学の2年ちょいソフトテニスを経験しておくのってアリです、もちろん全く違うスポーツや文化部に入るのもオススメ。
硬式テニスとソフトテニスの違いをざっくり言うと
硬式テニスは飛ぶボールをいかにコントロールするか!
ソフトテニスは飛ばないボールをいかに飛ばすか!
ソフトテニス経験者は本能的にボールを前に飛ばす能力が突出で高くなります。だからエゲツナイ豪球が打てる様になる。体の使い方ラケットの振り方も全然違うので100%硬式テニスの指導者やコーチには異論もあるでしょうが、ソフトテニスベースからの硬式テニスのスタイルを確立できたら、そこはブールーオーシャンなので面白い選手が育ちそう。
ボールが柔らかくて
思いっきりラケットをフルスウィングできて
大きな声をだせて
きっと心も体も癒されるんじゃないなか?
やったコトないけど。
まぁ硬式テニスでインターハイで優勝目指したり。全日本ジュニアを目指したりするなら違うんでしょうけど、そこへ行ける子供は僅か。
中学生になったらソフトテニス部やってみて、高校になったら硬式テニスに戻ってみたら相乗効果で意外と上手く行くかも。
根拠はないので責任はおえませんが(笑)
バックハンドの概念が全然違いますけど、それを除けばなんとか両立もできるかもしれない。(経験者の方がいたら教えてください)
途中で燃え尽きたり、プレッシャーに押しつぶされてテニスから離れてしまうより、社会人になって、結婚して子供ができて一生が終わるまでテニスが人生のパートナー的存在になれば最高。
生きてると悩んだり、苦しんだり、悲しいことがあったりしますけど、何が起きても「コートでボールを打てばすっきり忘れていつも前向きになれる!」、そんなテニスは最小人数で出来るこの世で最高レベルの魅力的なスポーツです。
『これから日本の社会は大きく変わります。』
テニスで一流大学まで推薦で入って流れで一流企業に入れたとしても、その後はテニスが上手いか下手かではなく、仕事が出来るヤツかどうかで評価されます。突然まったく違う価値観で生きていた人間との容赦の無い競争にさらされますからそこから新しいライフスタイルの確立が必要になるかもしれません。
最初から一流のテニスコーチを目指し競技テニスに没頭し、結果を出していくならアリだとは思います。そういう意味では日本にはテニススクールというビジネスモデルが定着しているし、今後テニスが少子高齢化社会が進む日本にどう貢献していくかを担ってもらえる人材になりうるかとも思います。
「せっかくここまでやって来たのに」
過去に囚われることなく、いつもいつもイマの瞬間にフォーカスして未来の生き方を決めて良い。
ソフトテニスの質問はラフィノに一人だけスペシャリスト沖本が居るので彼になんでも聞いてください。
ソフトテニスのことはオッキーに聞こう!
http://lafino-softtennis.officialblog.jp/
西山克久でした。
初めまして。
いつも楽しくブログ等を拝見しております。(まだお店には伺った事がありませんが。)
今回のブログを拝見して、最近またソフトテニスに心引かれるものがありまして(笑)。
実は私、中学・高校と6年間バリバリに軟式テニス(古い言い方ですね)をやっていて、現在は週1回テニススクールで汗を流してます。勿論、硬式です。
しかし、ラケットの持ち方は軟式のままです。バックハンドも(笑)。ただ、ボレーは直すように言われました。
元々、軟式では後衛だったので腕の力などは強かったからか、硬式でも問題なく現在でもラケットをぶん回してます。
いい歳になってきたので、体力的に辛い部分もありますが(笑)。
最近、ソフトテニスの動画を見ていて両立してみようかなぁ~と考えていたのです。
ただ、何処でやればいいのかよく分からずにまだ検討中です。
パート仕事もあり、まだまだお金のかかる時期でもあるので(笑)。
軟式のままで硬式をやっている変わり者もいる事を、知っていただければ幸いです(笑)。
コメントありがとうございます!
ソフトテニスのスタイルはそのままでも本当は硬式テニスは楽しめると思うんです。
コーチは治そう治そうとしますけど。
「ボレーはしません!」ってもアリ。
まったくボレーをしないプロだっていましたしね。
「ソフトテニスやりたいなぁ~」って思うだけでけっこう機会が巡ってくるもんですよ。
どっちも楽しめると良いですね。
返信ありがとうございます。
私が出会った最初のコーチには、「直したいか?」と聞かれ「直したくない」と返答しましたらそのままでやらせてくれました。
その後の別コーチ方も、実力を見てそのままでやらせてくれてます。ありがたいことです(笑)。
軟式と硬式。
両刀使い出来るように挑戦したいと思います。
その前に、軟式のルール覚えないといけませんね(笑)。
素晴らしいコーチ!
僕はソフトテニスプレイヤーです。
昔、硬式テニス技術をソフトテニスにもと思って硬式テニスの本を読み漁っていました。
松岡修造さんへの読者からの質問コーナーで、硬式テニスを小中やって来たお子さんをもつお母さんの質問で、強豪テニス部のある遠くの学校に行かせるべきか、ソフトテニスしかない近くの一般的高校に行かせるべきかという内容で、松岡修造さんはソフトテニステニスのある近くの一般的な学校に行かせなさいとの回答でした。
おかれた環境で工夫してやっていく経験がこの先の人生で大切だと言ったことをおっしゃっていたと記憶しています。
高校を卒業してからでも本格的に取り組むこともできるし、そのままソフトテニスを続けても良いじゃないかという内容だったと記憶しています。
また読んでみたいコラムでした
内田様
心の動かされるコメント誠にありがとうございます。
多くの親御さんや子供達にとって大切なメッセージになると思います。
硬式テニス界は、錦織圭選手の活躍や中体連加盟など大人たちが過熱気味で子供達が燃え尽きやしないか?
すこし心配になります。
いつも道は一つじゃありませんね。
初めまして!ブログ拝見させていただきました!
私は中一の息子を持つ父で硬式のみ30年です。
息子は、小学校までは週一ですが硬式のスクールに通わせていまが、
中学になりソフトテニス部に入部しました。
私は内田様のコメントの中の修造さんのように置かれた条件内で工夫することが今後の成長につながると思っていますしその通りだと思います。
息子なりに工夫をしてソフトテニスに対応してやっていますが、指導者が頑なで軟式(あえてこう言わせていただきます)とはこういううもので私に従わないとダメと言います。今回AチームからBへ降格されて理由を聞きに行ったら”お前が弱いから”、ボレー中にとっさに両面を使えば、”そんなことをやっているからAから落ちる”と言われ落ち込んでいます。今外部の練習会に行きスキルアップをして半年後のAチーム復帰を目指しています。ソフトテニスが中学生がピークなのはもう少し全体的なテニス交流をしてテニスというひとくくりで盛り上げないといけないと思ってしまいます。顧問の先生はボランティアなのですごくありがたいです。ですので批判はしませんが先生ももう少しスキルアップして指導してもらいたいです。自分らの時代はもっと理不尽な先生がいましたから何とも言えないのですが、、、、ですのでどこでも指導者次第ですので一度入ってから決めても良いと思います。
私自身は、アリですと断言しますが、硬式否定派の顧問が指導するところはナシです。
ありがとうございます、じっくり読まさせていただきました。
一番大切なのは、息子さんがAチーム復帰を目指して、心と体をフル稼働させて挑戦することなのだと思います。
見守って差し上げてください、私も応援しています!
西山さんありがとうございます。大変励みになります!これからもブログ楽しみにしています!