時々とある公園でコーヒーを飲んでから出勤します。
この公園では人生の先輩方がグランドゴルフをやっているので、観察させていただくのです。
観察してるのは、身体と足 そしてシューズ。
腰がほぼ直角に曲がっているおばあさんや、歩くのもおぼつかないおじいさん。
中には、シャキシャキと姿勢の良いおばあさんもいます。
前者のシューズに視線を落とすと、多くの人が近くにあるスーパーのワゴンセールで買ったであろう、身体のサイズにわりには巨大なサイズのシューズを履いている傾向にあり。
後者の人は、専門店で調べて購入したであろう良いウォーキングシューズを履いています。
「やっぱりシューズ選びで人生は変わるなぁ~」ってしみじみ。
ラフィノにも足腰が痛くて「テニスを続けたいならシューズを変えてください」と病院の先生に言われてアドバイスを求めにお越しになるシニアの方がいらっしゃいます。
大きいシューズが絶対良いという、固定観念があり自分の価値観を変えるのが難しい人が多く、納得いただけるように例え話を交えながら説明をします。
たとえば、「ご自身がスカイツリーだと思ってください、そのスカイツリーの土台のネジがユルユルだとしたら? そこに大きな地震がきたら?」
「足にあわない大きすぎるシューズを履くってことは、ネジが緩んだスカイツリーが動くみたいなもんですよ。」
上手くいけば 「それは怖いね!!!!」と理解をしていただけますが、やっぱりサイズを下げて履いていただくとあまりにも今までとフィーリングが違うので拒否反応を起こします。
私が「絶対あとで痛くなることはありません、保証します。」とお伝えしてもダメなときはダメです。
「あんたの言いたいことは理解できるが、サイズを小さくするなんて納得できない、もうどうせ先は長くないから今が良ければいいんだ。」
そうお叱りをいただいたこともあります。
今が良ければそれでイイと言われると返す言葉が見つけられません。。。。
結局、私が未熟。
私達のお客様を幸せにするには、知識や技術よりも、伝える力を養うことがもっと必要なんだと思いながら、今日もグランドゴルフを眺めていました。
ただ、年をとればとるほど、頑固になり変わることが難しくなってくる、多分私もそうなる。
となると若い頃から正しい知識を伝えることが大切なんだと考えています。最近高校生の男の子が初めてラフィノでシューズを買い、薦めてはいないのにSUPERfeetのインソールも欲しいと言ってくれました。
ブログを読んでくださっていたみたいです。
インターネットで伝える力に壮大な可能性を感じています。
人生を最後まで豊かに過ごす為に、良いシューズ選びとスーパーフィートインソールはラフィノにお任せください。
私達も精進を続けて参ります。
西山克久。