こんにちはラフィノ西山です。
以前船橋店でストリンガーとして一緒に働いていた向後君と東十条のカフェでお茶しました。
そう2014年の東京マラソンの完走メダルです。
彼は、去年の酷く暑かった去年の夏、病気で入院をしていました。
お見舞いに行くと随分落ち込んでいる表情「なんでこんな目に…」
ただ耐えるだけの時間と空間の中にいる彼が少しでも前向きになれる言葉はないか?これでも一生懸命考えた結果が
「東京マラソンエントリーしてみなよ!」「スマホで出来るから」
「大丈夫倍率10倍以上で当たらないから」
そそのかしました。
そんな気がしていましたが、見事に当たってしまいました。
「当たっちゃいましたよ!どうしてくるんですかぁ〜」
「まぁ走るしかない。」
身体の不安の事を考えると、完走どころかスタートラインに立つことさえ精神的にキツかったと思います
実際当日も会場に行き荷物を預けたあとでも「やめようか」と思ったそうです。
それでも制限時間をギリギリでクリアーしながら、屈伸も出来ない程の激しい足の痛みに耐えながら長い旅を完走しました。
練習さえ出来ない環境のなかで、彼にとっては奇跡の完走だったと思います。
自分で悩み 自分で決めて 走る いつだって諦めることも出来る でも走り続ければその先に想像を絶する達成感や生きる勇気が湧いてくる。
新しい仕事も順調との報告。
数年前に再開した時の彼とは別人の様に表情は自信に満ちあふれていました。
ナイスラン!
人生はマラソンだ、時々つらくても 痛くても 一歩一歩前に走り続けていればきっとまだ知らない素敵な自分に出会えることがある。
次はキャタピラン着けて一緒に走ろう!
※向後君の2014年東京マラソン完走メダルは期間限定でラフィノ船橋店にて飾ります。