2014年全豪オープン男子決勝、衝撃の結末に10年前の全仏を思い出す。

2014年全豪オープン男子決勝、衝撃の結末で終わった。

ワウリンカが生まれて初めてナダルからファーストセットを奪取!!

「これは盛り上がる!」みんなが思った筈だ。

その直後コートから消えたナダルに場内は騒然とする、いらだつワウリンカ。ザワザワ””異様な雰囲気のコート戻ったナダルに容赦のないブーイングが浴びせられる、

しかし…

プレーを再開したナダルの変り果てた動きをみて全ての人が大きなショックを受けたろう。

良くも悪くも人生何が起こるかわからない。

痛みに耐えながら賢明にボールを拾う弱々しいナダルを観て10年前の全仏決勝を思い出した。

2004年全仏男子決勝。大本命のコリアとVS超伏兵ガウディオ

コリアが圧倒してあっ言うまに2セットアップ!

第3セットを返されるもまだ雰囲気はコリア優勝を確信していた、その頃「試合、つまらないから寝る」と友人からメール

しかし突如コリアを激しい痙攣が襲う!「全く動けない」

第4セットは捨てて、ファイナルセットの回復にかけたコリア

激闘だった!

友人に電話をかけ叩き起こした!

「見ろ!」

コリアは一発勝負のフラットボールでポイントを重ね2度もマッチポイントを握るが結局ガストンガウディオが同郷の英雄を倒しファイナルセット6−8で勝利をもぎ取る。

男と男が人生をかけて身体と心をすり減らして戦う姿に深夜残業をしながら涙した。

今夜も二人の気持ちを思うと泣けた。

全仏 ウインブルドン 全米
もう一度全力で凌ぎを削るナダルとワウリンカの戦いを是非みさせてもらいたい。

こういう決勝が僕の記憶には残るし、因縁と言う意味では後に楽しみも増えた戦いであった。

おめでとうございます スタニスラス・ワウリンカ選手!

ありがとうございます ラファエル ナダル選手!

6―3、6―2、3―6、6―3

テニスプロショップラフィノ西山克久


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