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◆テニス肘(テニスエルボー)の原因


テニス肘の原因は色々とありますが、以下が原因として考えられる事です。

◇正しくないテクニックで無理してプレーをする。
◇合わないラケットを使用。
◇ラケットグリップが細すぎたり、グリップが古くて滑る。
◇硬くガット張っている。又はポリなど硬いガットを使用している。
◇肩のインナーマッスル(ローテーターカフ)が弱い。
◇筋肉と腱が老化し、柔軟性と血行が悪い。
◇練習量が多すぎる。
◇手首と肘をテニス以外でも使いすぎている。
 特にパソコンのキーボード、マウス作業は危険です。
◇雨のときなど、重い濡れたボールでプレーする。
◇練習相手のボールが強すぎる。

◆テニス肘(テニスエルボー)対策


・肘の痛みを我慢してプレーすることは避けましょう。
・テニスのプレー後は肘をアイシングしましょう。肘は炎症を起こしています。
・パソコン作業でも結構、肘に負担がかかります。肘が痛い間は、左手でマウスを操作すると右肘の負担を減らすことができます。(右利きの場合)
 逆手のマウスは半日我慢して操作していると意外と慣れますよ
左手でマウス操作

・雨の後で地面が濡れている条件ではプレーを避けましょう。ボールが重くなり肘にいつも以上の負荷がかかります。
・痛みが軽くなってきたら、インナーマッスルの強化をしましょう。(痛みを我慢して行ってはいけません。)
・サポーターやドロンのようなインナーウェアを着用し、肘を多少圧迫すると肘への負担が減ります。
・リストバンドも腕への振動を和らげてくれるので有効です。そういえば、トッププロも多く使っていますね。これは単に汗対策だけではありません。

◆インナーマッスル強化


テニスエルボーの有効な対策としてインナーマッスルの強化があります。
テニスを休んだり、アイシングなどで、痛みが和らいでも、結局、この肘部分の筋肉が強化されないと、またテニス肘になってしまいます。
その強化に有効なものに、輪ゴムをつかったトレーニングがあります。
方法は、指の第一関節部分に輪ゴムを巻いて、開いたり閉じたりを繰り返します。負荷は輪ゴムの本数で調整できます。
最初は2本で初めてみると良いでしょう。やると分かってもらえますが、
閉じた指を開くトレーニングって中々ないんですよね。逆に開いた指を閉じる動作は普段の生活でも多く、トレーニングする方法もスポンジボールを握るなどいくつもあります。
簡単に普段実施できないインナーマッスルを強化できますので、肘の痛みの無いときに、少しずつ実施されることをお勧めします。

テニスエルボー・トレーニング

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